模索する中で私たちが気づいたのは、配送用のダンボール上部にあった、わずかなデッドスペース(隙間)でした。
「これまでは品質を担保するため、余裕を持たせた梱包設計にしていたけれど、このスペースはもったいないのでは?」
新しいサイズの箱を作らなくても、このスペースにあと2食詰めることができれば、送料を上げずに1食あたりのコストを削減できます。「10食用の箱に12食を入れる」という発想から、検証がスタートしました。
TRIGGER
「続けやすさ」と
「選ぶ楽しさ」の追求
このプロジェクトは、
あるお客様の声から始まりました。
USER VOICE
お客様からの声
#01
商品代金や送料の負担感をもう少し減らせたら続けやすいのに。
20代男性
#02
時期によっては冷凍庫のスペースに余裕があるので、まとめて買える選択肢がほしい。
40代女性
PROGRESS REPORT
進捗レポート
Phase: Improvement in Progress
2025.10.01
デッドスペースの活用
2025.11.01
品質を担保するための配送テスト
10食用の箱に12食を梱包する際、最大の懸念は「下にあるお弁当が押し潰されたり、フイルムシールが破れたりしないか」という品質リスクでした。
そこで品質管理の部門と連携し、大手配送業者様にご協力をいただきながら実証テストを実施。実際に12食分を梱包したダンボールを通常出荷のルートに乗せ、営業所経由で自社へ戻してもらう配送テストを何度も繰り返しました。また並行して、原材料を供給していただいているサプライヤー様のご協力のもと、自社の社員宅へ試験配送を行うなど、社内主導のテストも実施しました。
このように、輸送時の揺れや重量圧力、解凍の発生がないかを厳しくチェックし、10食用の箱のままでも同等の品質を担保できることが判明しました。
2026.02.01
新たな決済システムの構築
配送品質をクリアした後に立ちはだかったのが自社の「決済システム」の壁でした。
これまで「6食・8食・10食・20食(※)」という構成で運用してきたシステムには、当たり前ですが「12食」に対応できる仕組みが整っていなかったため、エンジニアチームと連日議論を重ねて大幅な改修を実施。まずは、注文ごとに都度「12食プラン」を選択できる提案としてスタートを切りました。「今回は冷凍庫に少し余裕があるから2食追加してみよう」と柔軟に使っていただくための挑戦でした。
(※20食プランは、2回目以降のご注文で選択可能)
エンジニアと議論する様子
1食あたりの負担を抑えるとともに、選ぶ楽しみを広げる。
私たちは、新たに「12食プラン」を導入することで、同じ配送費用で1食あたりの料金を引き下げることに成功しました。
さらに、小分けで場所をとりにくい「スイーツ」などのセット提案も実施したことで、「プラス2食あるから試してみよう」と新しい美味しさにチャレンジするきっかけになり、お得の先にある「新しい出会い」を届けることが叶いました。