狂信的な「ジュース断食」を1か月実践した私が思う、本当に身体にいい食事

コラム

こんにちは、スタッフの佐野です。「経過写真のすべてを撮影しておけばよかった」といまさら後悔しているのですが、2018年の4月5日~2018年の5月1日まで、約1か月”ジュース断食”を敢行したことがあります。ファスティングが小さなブームになりつつある今、長期の断食が人のこころと身体にどのように影響するのかのひとつの実験結果として、その頃のことを振り返りたいと思います。

断食をはじめたきっかけと、実践方法について

以前の会社に勤めていた約4年で、私は8キロ太ってしまいました。深夜にわたる残業、土日を含む接待。明らかに健康的とはいえない暮らしを経て、確実に体重は増え、そして減るきっかけもありませんでした。

退職を機にやろうと思っていたのはダイエット。運動がとにかく苦手なため、ファスティングにチャレンジしようと思い至った次第です。インターネットで情報を収集し、以下のルールを設けて実践しました。

①コールドプレスジュースと水とお茶はどれだけ飲んでもOK
②固形物は口にしない
③塩分の不足を感じる時は、梅干し(大)を1日1個までOK
④体調不良を感じたらお医者さんに直行!
⑤導入と回復にそれぞれ5日を設け、徐々に食事を減らす/増やす

※本来断食は医師の指導のもと行わなければ危険です。私の真似をして身体を壊しても責任が持てませんので、必ずプロに相談して実践してくださいね!

前日に最後の導入食を食べながら「嗚呼…これでしばらくは美味しいものはおあずけかあ」などと考える。大好きなお酒にもしばらく逢えません、寂しい…。

脳内は食べ物のことでいっぱいに・・・初日~4日めまでの変化。

さて、この日のために買い込んだ無農薬のにんじんをベースに、コールドプレスジュースを作ります。私はにんじんが大好きなので、これは長く続けられそう!

という期待をよそに、2日目には既ににんじんジュースに飽きてきました。「お腹もそんなに空かないし楽ちん♡」という口コミに恨みを抱きつつ、頭の中には炒飯!カレー!ラーメン!と、ハイカロリー食品が駆け巡ります。

ミネラルウォーターはいつもと変わらない量を飲んでいましたが、3日目から明らかにトイレに行く回数が増えました。既に身体は軽くなって、なんだか身体によさそうな感じがプンプン。4日目には既に1.5kgの減量に成功し、「もうここでやめてもいいのでは…」という気分になっていました。

「空腹」という概念からの解放、悟りの境地へ?5日~2週間までの記録。

そうして迎えた5日目。突然悟りの境地が訪れました。そうです。まったくお腹が減らないのです!「断食によって血糖値が安定すると、空腹感がなくなる」という情報は以前から心得ていましたが、こんなにも落ち着いてしまうものなのか…。

また、この期間について特筆すべきは、明白に集中力が向上したこと。空腹感にも振り回されず、食事に時間も使わず、集中力も向上しているので、読書も勉強もめきめきはかどります。

体重も1日200~300gずつ減少していき、体調も上々。身体にいいことをしている!という実感が湧いてきて、なんとなくハイテンションです。このまま永遠にファスティングできてしまいそうな無敵感に気分上々。しかし、この時はまだ、この後に訪れる苦悩を知りもしなかったのです…

減らない体重、迫りくる眩暈。暗黒の2週間~3週間を迎える。

あっという間に4kg程度の減量を成し遂げた頃、突然の身体の変化が。なんと、体重が下げ止まりになったのです。この頃既にある程度ダイエット結果に満足はしていましたが、頑張っているのに結果が出ない状況にモチベーションは急降下。

更に、立ち眩みの頻度もかなり高く、お風呂に入るだけでぐんぐん体力を奪われる感覚にビックリ。ちょっとした運動でも心臓がバクバク…先週まであんなに元気だったのに、なんだか逆に身体に悪いことをしているような…。

そしてある日。待ち合わせのためにカフェでお茶をしていたところ、お菓子がついてきました。久々に目にする甘いもの…誘惑に負けて一口、口にしてしまいました。すると、突然の眠気に頭がフワ~…。血糖値が急上昇したせいでしょうか。

もうそろそろいいかな…。遂に最終日を迎える

3週間以後も体調に変化はなく、あまり「元気」とは言えない状態であるものの、減らなかった体重が1日100g前後ずつ再び減るように。しかし、何故かなんとなく浮腫んでいるような感じもします。

全体的には体重は約4.5kgの減量を達成したものの、そろそろ限界を感じ、回復食を始めることにしました。

この日食べた具なしのお味噌汁と重湯の美味しいこと、感動で涙がちょちょ切れそうになります。しかも、かなりの薄味で作ったつもりでもしっかり塩味やお米の甘みを感じるように。普段どれだけ濃すぎる味に慣れていたんだろう…という気分になりました。

長期的な断食は逆効果かも?長期断食で感じた個人的な感想のまとめ

その後は回復食を慎重に増やしていきましたが、一旦抜けきった水分が身体に戻ってきたせいか、3kg程度の減量で長期断食はフィニッシュ。

個人的な感想としては、2週間以降は体調も悪く、頑張った分の成果があまり得られなかったため、やらなくてもよかったかな?と今でも思っています。

普段酷使している内臓を休める意味では、短期的な断食は効果的かもしれません。しかし、「減量」にコミットするのであれば、糖質や脂質を控えた健康的な食事を継続する方が、無理なく結果が出せてリバウンドもしにくいのではないか?というのが、長期断食をしてみた私の感想でした。

何事も継続が肝。短期間で理想の身体を手に入れようとするより、長期的な目線で食生活を改善していく方が、心にも身体にも優しく、健康的でいられるのでしょうね。