飾って食べて大活躍。寒暖差に負けない体づくりはかぼちゃにおまかせ
「ナッシュと、旬の食卓を。」は、編集部が選んだ季節の雑学と食卓を彩るヒントをお届けするシリーズです。忙しい毎日の合間に、ふと季節を感じられるような情報を毎月お届けします。ぜひチェックしてください!
10月の雑学「ジャック・オ・ランタン」
10月には「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ!)」のかけ声とともに、仮装をしてお菓子をもらうハロウィンがありますね。
ハロウィンといえばかぼちゃをくり抜いた飾りが印象的ですが、なぜそれを「ジャック・オ・ランタン」と呼ぶのかをご存じでしょうか?
今月はそんな「ハロウィン」にまつわるちょっとした雑学をご紹介します。
天国にも地獄にも行けない悪人の話
「ジャック・オ・ランタン」は、古代ケルト(現在のアイルランド)の民話に登場する「ジャック」という人物が元になっています。
悪人であるジャックは生前、悪魔に「自分の魂は取らない」と約束させました。しかしそのせいで、彼は死後、天国にも地獄にも行けなくなってしまいます。
行き場を失い、あの世とこの世の境を彷徨い続けることになったジャックが足元を照らすために作ったランタン……これが「ジャックの灯」、つまり「ジャック・オ・ランタン」の起源と言われています。
ハロウィンの飾りに欠かせないかぼちゃはちょうど10月に旬を迎え、実は栄養面でもこの時期に積極的に摂りたい野菜でもあります。
かぼちゃには「ペポかぼちゃ」「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」と大きく3つの種類がありますが、今回は日本でもっとも多く流通している「西洋かぼちゃ」に注目します。
この西洋かぼちゃには、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれるβカロテン、腸内環境を整えてくれる食物繊維など、体調を崩しやすい季節の変わり目に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
飾るだけではもったいない!栄養満点な野菜・かぼちゃの魅力をご紹介します。
目や皮膚の健康維持をサポート「βカロテン」
βカロテンは、かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜に多く含まれ、体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAが不足すると皮膚や粘膜が乾燥し、肌荒れや感染症にかかりやすくなると言われているため、体の健康維持のために意識して摂っておきたい栄養素の一つです。
10月は朝晩の寒暖差が大きく、空気も乾燥してくる時期です。過ごしやすい気温だからと油断せず、栄養をしっかり摂って体の内側から整えていきましょう。
【注意】カットされたかぼちゃは痛みやすいので、下処理をしてから冷凍庫へ
丸ごとの場合は新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、野菜室で保存すれば2〜3カ月は日持ちします。
カットされたものは痛みやすいので、わたと種をしっかり取り除いてから冷凍庫で保存するのがおすすめです。
かぼちゃをもっと手軽に!ナッシュの「かぼちゃ&チキンのホワイトソース」
丸ごと買うと食べきれないし、カットされたものはすぐ痛むからかぼちゃは積極的に買わない…という方は、ナッシュの期間限定メニュー「かぼちゃ&チキンのホワイトソース」はいかがですか?
自然な甘さが嬉しいかぼちゃと、香味オイル・にんにくで香ばしく仕上げたグリルチキンに、クリーミーなホワイトソース、コクのあるチーズの旨みを重ねた満足感たっぷりの一皿です。
野菜・たんぱく質・乳製品がバランスよく摂れる設計で、イベントの時は食べるものが偏りがち…という方にもおすすめです。
アクセントとして、仕上げに黒ごまを振りかけました。ぜひ、大きめのスプーンですくってお楽しみください。
腸内環境を整える「食物繊維」
4月の記事でもご紹介したとおり、食物繊維には「水に溶けるもの」と「溶けにくいもの」の2種類がありますが、実はかぼちゃにはどちらも含まれています。
水に溶ける「水溶性食物繊維」は食後の血糖値の上昇を抑える効果がある他、腸内で善玉菌のエサになります。
溶けにくい「不溶性食物繊維」は腸を刺激し、スムーズなお通じをサポートしてくれます。
腸内環境が乱れると、免疫力の低下にもつながります。腸を整えるのにも役立つかぼちゃを食べて、体調を崩す前に体の内側からケアしていきましょう。
【注意】かぼちゃは完熟しているものを選ぶ
かぼちゃを選ぶ際、丸ごとの場合はヘタが乾燥している、もしくは皮にツヤがあり、重いもの、触った時に柔らかくないものが完熟のサインです。
カットされたかぼちゃの場合は、種がぎっしりと詰まっているものを選びましょう。
かぼちゃをもっと手軽に!ナッシュの「鶏肉の柚子胡椒〜極〜」
秋は美味しいものが多いけど、栄養はあまり考えていないかも…という時には、ナッシュの「鶏肉の柚子胡椒〜極〜」がおすすめです。
柚子胡椒の香りと辛さをしっかり感じられる、商品企画担当と和のシェフが何度も試作を重ねた渾身のメニューです。
忙しい日の夕食や味の濃いものが食べたくなった時の夜食としても、230kcal、塩分2.0gと安心してお召し上がりいただけます。
副菜には旬のかぼちゃを使ったごまあえをはじめ、春菊のそぼろあえ、インゲン卵サラダを添えました。
蓋を開けた瞬間にガツンと感じる柚子胡椒の香りと、ピリッとした青唐辛子の絶妙なバランスをぜひお楽しみください。
※商品は記事公開時のものです
季節の変わり目は、気温の変化による体調不良に注意を
真夏が過ぎ、暦上では秋に入りました。暑い日が続きますが、朝晩は徐々に肌寒くなってくる季節です。
もしかすると、食欲の秋だからとつい暴飲暴食してしまう人もいるかもしれませんね。
食べ過ぎた後は食事量を少し控えめにしてみる、栄養面も考えた食事を意識するなど、ぜひ体を労わってあげてください。
体調管理に気を配りながら、季節の味覚を楽しむ秋にしていきましょう。忙しい日は、ナッシュも活用してくださいね。