「完成形」はないーお客さまの「使いやすさ」を追い求めたnoshパッケージの歩み

noshをいつもご利用いただきありがとうございます。
みなさんがnoshをお召し上がりいただいたあと、普段なにげなく捨てているその容器。実は現在の容器のかたちになってからも細かいアップデートをしていることにお気づきでしたか?
当社ではお客さまの「使いやすさ」を最も大切にし、様々な改良を行なっています。今回はパッケージの変遷とともに、開発への思いをお伝えします。
noshパッケージの歩み
noshのパッケージは、皆さまのお声と共に進化してきました。
2018年 サービス開始時

最初はよくあるプラスチック容器を紙製の帯でとめていました。しかし、「ゴミの分別が面倒」「環境への配慮が足りない」といった課題がありました。
2020年2月 パルプモールド容器へフルリニューアル

社会でサステナブルな環境が求められるなか、負荷の少ない素材への転換を決意。現在のパッケージの前身となる、サトウキビ搾汁後の粉などが素材の環境に優しいパルプモールド容器に変更しました。分別の必要もなくなり廃棄が手軽になった一方で、フタを被せるだけの形状だったため、「大きい・かさばる」や、「自宅の冷凍庫にできるだけ多くnoshを収納したいけどスペースがない」などのご意見があり、新たな課題が出てきました。
2021年5月 新パッケージへ

より小さく、より安全に。紙容器にフィルムを完全圧着させる特殊な技術を導入することで、内容量はそのままにサイズダウンし、今の「密閉・コンパクト」なかたちへと進化しました。
覚悟の決断。「コスト4倍」でも紙製パッケージに転換

実は、プラスチックから紙容器へ切り替えた際、容器の原価は一気に約4倍に跳ね上がりました。 しかし、その負担をそのまま商品価格に上乗せするわけにはいきません。そこで私たちは、製造工程を根本から見直し、調理工程への機械導入による作業効率化や、無駄なコストの削減など、あらゆる工夫を重ねることで、このコスト増を社内努力だけで吸収しました。
決して楽な道ではありませんでしたが、それでも導入を決断したのは、私たちが掲げる「社会全体の健康」には、地球環境への配慮が欠かせないと考えたからです。 そして何より、「食後の片付けを少しでも楽にしたい」「安心・安全なものを届けたい」という、皆さまへの想いがこの決断を後押ししました。 赤ちゃんが触れても安全な「水性インク」を採用しているのも、そんなこだわりの一つです。
品質向上のためフィルムを0.1㎜単位で調整
最近ではトップシールの「浮き」をなくすため、フィルムの厚みを0.1㎜単位で微調整し、接着強度をアップさせる改良を行いました。 一見すると分からないほどの細かい変化かもしれません。
しかし、これによって密閉性がさらに高まり、より安全で高品質な状態でお食事をお届けできるようになりました。
noshパッケージの歩みまとめ
ナッシュの容器に「完成形」はありません。 現在パルプモールド容器は国内に製造が出来る工場がなく海外での製造となっていますが、より安定した供給の実現や、国内生産にすることでのコスト削減によって生まれる余剰を商品改善に充当するため、今後は国内製造も視野に入れています。
私たちが何より願っているのは、皆さまに長く、健やかな食生活を続けていただくことです。 そのために、これからも「もっと使いやすく、もっと便利に」を目指して、今後も日々改善を繰り返していきます。
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