食事時間を効率化しよう!健康的な食習慣は、手間なし時短が基本
健康的な生活の基礎になるのは、食習慣です。
みなさんは、栄養が整った食事を毎日摂れていますか?
そうは言っても毎日栄養バランスを考えて食事を準備するのは難しいですよね。
忙しい現代人が食習慣を整えるためには、食事時間の効率化が不可欠です。
本記事では栄養バランスのよい食事とはどのようなものか、難しい原因と解決法について紹介します。
なぜ食事時間の効率化が必要?理想の食事とは
残念ながら、理想的な食事と現代人のリアルな食事の間には、大きなギャップがあります。
そもそも理想的な食事とはどのようなものでしょうか?
理想の食事はバランスが大切
理想の食事とは、一言でいえば「栄養バランスが整った食事」です。
体に必要な三大栄養素とは炭水化物・たんぱく質・脂質です。これらをそれぞれの人に必要な量を、バランス良く摂ることが理想的です。そうは言っても、今ひとつピンと来ませんね。
ここでは、農林水産省が推奨する「食事バランスガイド」を参考に、「何」を「どれくらい」食べればよいか、具体的に説明します。
「何を」食べればよいのか?
料理を大きく分けると、主食・副菜・主菜・乳製品・果物の5つのグループに分類できます。
- 「主食」パン・ごはん・麺など
- 「副菜」野菜・きのこ・いも・海藻料理など
- 「主菜」肉・魚・卵・大豆料理など
1日の食事では、5つの料理グループをまんべんなく食べるようにしましょう。
「どれくらい」食べればよいのか?
食事の量は、5つの料理グループ毎に目安が決まっています。
量に対して1つ、2つとカウントします。料理例は以下の通りです。
グループ | 量 | 目安 | 料理例 |
主食 | 5~7つ | ごはん中盛りを4杯程度 | 「1つ」の料理
ごはん小盛り、おにぎり1個、食パン1枚 「2つ」の料理 うどん1杯、もりそば1杯、パスタ1皿 |
副菜 | 5~6つ | 野菜料理を5皿程度 | 「1つ」の料理
野菜サラダ、具たくさん味噌汁、ほうれん草のお浸し、野菜ジュース(約200ml) 「2つ」の料理 野菜の煮物、野菜炒め |
主菜 | 3~5つ | 3皿程度 | 「1つ」の料理
目玉焼きなどの卵料理、冷奴、納豆 「2つ」の料理 焼き魚などの魚料理 「3つ」の料理 ハンバーグステーキ、豚肉のしょうが焼き、鶏肉のから揚げなどの肉料理 |
牛乳・乳製品 | 2つ | 牛乳瓶1本程度 | 「1つ」の料理
スライスチーズ1枚、ヨーグルト1パック 「2つ」の料理 牛乳(約200ml) |
果物 | 2つ | みかん2個程度 | 「1つ」の料理
みかん1個、桃1個、りんご半分、果汁100%ジュース(約200ml) |
なお、食べる量は年齢や性別、運動量によって変わってきます。
運動量の少ない女性やお子様、お年寄りの場合は、主食の量をやや少なめにするとよいでしょう。逆に、運動量の多い男性であれば、上記の数字よりも、やや多めに食事を摂ってください。
バランスが崩れているかも?現実の食事とは
健康的な生活にはバランスが整った食事が不可欠です。
しかし、現代人の食習慣は乱れがちです。以下の項目に当てはまるものがあれば、あなたの食事バランスは崩れているかもしれません。
朝食を食べない
朝食を食べず、1日の食事回数が2回以下になってしまう。すると、栄養バランスが取りづらくなります。
しかし、現代では若い世代(18~39歳)を中心に、朝食を摂らない人が増えています。農林水産省の調査によると、若い世代の23.1%が「朝食をほとんど食べない」と回答しているのです。
また、朝食を食べていても、ごはんやパンなどの主食しか食べていない人が半数以上にのぼります。
これではバランスが整った食事とは言えません。
持ち帰りの弁当・惣菜を多用する
働き世代を中心に、現代人はコンビニ弁当やスーパーの総菜など、出来合いの料理で食事を済ませがちです。
しかし、コンビニ弁当や総菜をはじめ、ファストフードや冷凍食品などの加工食品には、調味料や食品添加物が過剰に含まれている傾向にあります。
多用すると、カロリーオーバーになるだけでなく、塩分の過剰摂取が心配です。
外食も同様で、利用頻度が高いほど、食事バランスが崩れやすくなります。不健康な食習慣は、生活習慣病を引き起こす要因の1つになりやすいので、注意が必要です。
野菜不足
野菜はビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
ビタミンは、摂取した栄養素を体内で利用するために不可欠な栄養素です。ミネラルは、体の機能を維持するために、なくてはなりません。
ですから、野菜は健康的な生活に欠かせない食べ物と言えるでしょう。
野菜の1日の摂取目標量は350gとされています。しかし、現代人の多くは、目標量に対して十分な野菜を摂れていません。
野菜は「健康によい」と分かっていても、意識しないと十分に食べるのが難しいのです。
なぜ食習慣の改善は難しいのか
ここまで見たとおり、理想の食事と現実の食事の間には、ギャップがあります。そのため、健康的な生活のために、現代人は食習慣を見直す必要があると言えるでしょう。
厚生労働省の調査によると、約24~25%の人が自身の食習慣に対して「関心はあるが改善するつもりはない」と回答しています。
そして、健康的な食習慣の妨げとなる点として、25%以上の方が「仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がない」や「面倒くさい」と答えています。
つまり、多くの人は「食事バランスが崩れていること」や「食習慣を改善しなければならないこと」を認識しています。しかし、料理に時間や手間をかけられないため、実際に改善ができないでいます。
栄養バランスが整った理想の食事を習慣化するためには、時間や手間をかけずに食事を準備する仕組み、つまり「食事時間の効率化」が不可欠になります。
食事時間を効率化するための方法
食事時間を効率化するためには、どのような方法を取ればよいでしょうか?ここでは4つの方法を紹介します。
方法1.まとめて買い物をする
毎日買い物に行くと、その分時間だけでなく食費もかさんでしまいます。
買い物は1週間に1~2回、まとめて行ってみてはいかがでしょうか。
おすすめは「1週間分の献立を大まかに考えてから買い出しに行く」という方法です。
さらに、事前に食材リストを作れば、買いすぎや買い忘れなどの無駄を省けます。まとめ買い食材は、卵や根菜など、ある程度日持ちするものを積極的に選ぶとよいでしょう。
方法2.休みの日に下処理・冷凍保存する
まとめ買いと一緒におすすめしたい時短ワザは食材をまとめて下処理し、冷凍保存するという方法です。
野菜はカット・下茹をして、肉や魚は1回分の量に分けて、それぞれ冷凍保存しておきましょう。
使う日の朝に冷蔵庫に移しておけば、夕飯の準備は解凍された食材を調理するだけです。
方法3.便利な調理グッズ・家電を活用する
調理グッズや家電は、どんどん進化しています。
例えば、蓋つきの食器は、冷凍庫から出して電子レンジで温め、そのまま食卓に並べられます。またフライパンシートやまな板シートは、使い捨てなので、洗い物の数が減らせて便利です。
さらに近年人気のマルチ調理器を導入すれば、焼く・煮る・蒸す・揚げるなどの調理を、すべて家電に任せられますよ。
方法4.宅配弁当を利用する
ここまで紹介した方法は、時間や手間を少なくできますが、あくまでも「自分で料理すること」が前提となっています。
けれども、仕事や家事が忙しい人や体調を崩している人、お年寄りは、毎食自分で料理をすることが難しいでしょう。そこでおすすめしたいのが、宅配弁当の利用です。
宅配弁当とは、調理が済んだ料理を自宅に届けてくれるサービスです。ここでは、宅配弁当のメリットを3つ紹介します。
メリット1.栄養バランスが考えられている
宅配弁当サービスの中には、管理栄養士が献立を設計しているものもあります。専門家に食べるものや量を管理してもらえるため、手軽に栄養バランスに配慮した食事ができます。
中には塩分や糖質を制限した宅配弁当もあります。
持病がある人やお年寄りも、それぞれの健康上の問題に応じて、料理を選択できます。また、メニューのカロリー表示を確認すれば、ダイエット中の人でも安心して利用することができます。
※ただし持病のある方は、かかりつけの医師とご相談のうえ、ご利用ください。
メリット2.メニューが豊富で飽きない
最近では、メニューが豊富な宅配弁当サービスも登場しています。
自分で作るには手間がかかる料理や、スーパーでは手に入らない食材を使った料理など、珍しいメニューも見つかるかもしれません。
豊富なメニューは日々の楽しみとなり、心身ともに健康の向上につながるでしょう。
メリット3.食事を準備する時間・手間がかからない
宅配弁当を利用すれば、電話やネットで注文するだけで、自宅に料理が届きます。献立を考え、買い物に行き、調理をする必要は一切ありません。
しかも、届く料理は栄養バランスが考えられています。つまり、宅配弁当を頼めば、本来であれば時間や手間がかかる食事も、手間なく時短で準備できるのです。
宅配弁当は食事時間を大幅に効率化し、誰でも簡単に健康的な食習慣の手助けとなる、便利なサービスといえるでしょう。
ナッシュで食事時間を賢く効率化!
健康のためには、日々栄養バランスを考えて食事を摂る必要があります。
しかし、毎日栄養バランスを考慮することは、時間や手間がかかってしまいます。
理想的な食習慣を身につけるためには、頑張りすぎず、食事時間を賢く効率化するのが一番です。
効率的で健康的な食生活を目指すために、ナッシュの冷凍宅配弁当を利用してみてはいかがでしょうか?
ナッシュのお弁当は、管理栄養士によりすべてのメニューが糖質30g以下、塩分2.5g以下に設計されています。HPのメニューからもたんぱく質、脂質、塩分などの栄養成分を確認することができます。
さらに専属のシェフが監修した美味しいメニューが常時60種類!さらに毎週新しいメニューが3種類も登場します。
冷蔵庫から出して電子レンジで温めるだけで、美味しい食事の完成です。
ですから、食事準備に手間や時間をかけることなく、簡単に栄養バランスを考えた食事を摂ることができますよ。
一人暮らしの方や、仕事・子育てに忙しい主婦、お年寄り、手間なく健康な生活を送りたい方は、ぜひナッシュの情報をチェックしてみてください。
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