糖質制限は太る?間違った方法は体調不良やリバウンドの原因に。正しい方法を解説
糖質制限はダイエットの定番として、多くの人が挑戦し、成功しています。
医師や芸能人、インフルエンサーなど、糖質制限で痩せられた方が目立ちます。
その反面「逆に太ってしまった」「体調を崩してしまった」など、失敗の声も多いのが現実です。
しかし、本当に糖質制限で太ることはあるのでしょうか?
糖質制限で太ったり体調不良になったりする原因について、正しい糖質制限の方法と共に解説します。
糖質制限を失敗してしまった方や、これから挑戦しようと思っている方はぜひ参考にしてください。
正しい糖質制限で、ダイエットを成功させましょう!
糖質制限とは糖質の摂取量を制限するダイエット
糖質制限とは、糖質の摂取を一定量まで制限するダイエット法です。
摂取エネルギー量を減らすカロリー制限とは違い、食事量やエネルギー量はほぼ減らさずに糖質だけを控えます。
糖質の多い食品を控え、代わりに糖質の低い食品で栄養補給するのが糖質制限の基本的な方法です。
糖質は以下のような食品に多く含まれています。
- 砂糖
- 米や小麦などの穀物類
- 芋などのでんぷん類
- 果物
- お菓子(スナック菓子含む)
お米や小麦など主食になる食べ物は基本的に糖質が高くなります。
そのため、糖質制限では主食の代わりに糖質の低い肉や魚、野菜などを食べることが多いです。
糖質制限で痩せる理由
効果の高いダイエット法として糖質制限は定番になってきています。
糖質を制限することで、脂肪が増える原因を直接的に解消することができ、痩せに繋がります。
たくさん糖質を摂ると、血糖値が上がります。
すると血糖値スパイクという現象が起き、中性脂肪の合成を促すインスリンというホルモンが分泌されます。
その結果、糖質の摂りすぎは脂肪がつきやすくなるのです。
糖質を制限することにより、この血糖値スパイクによる中性脂肪の合成を防ぎます。
これが、糖質制限で痩せると言われる大きな理由のひとつです。
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糖質制限で太ってしまう原因
糖質制限は効率的に痩せられるダイエットとして知られています。
しかし一方で、逆に太ってしまうなど、失敗する人も多いのも事実です。
糖質制限をしているのに失敗してしまう原因は何なのでしょうか?
よくある2つの大きな原因を紹介します。
原因1.過度な糖質制限をしている
過度な糖質制限をすると、筋肉を動かすエネルギー源となるグリコーゲンという物質が不足します。
すると、エネルギーを作るために、たんぱく質が分解されて筋肉量が減ってしまいます。
筋肉量が低下すると基礎代謝が落ち、太りやすくなります。
基礎代謝とは、生命活動を維持するために消費されるエネルギーです。私たちの1日の消費カロリーのうち、約60%を占めています。
筋肉が減り基礎代謝が落ちてしまうと、太ってしまうリスクも高くなるので注意しましょう
原因2.脂質を摂りすぎている
糖質制限中は脂質制限をする必要はないと言われています。
そのため糖質制限中は、多少の揚げ物を食べても問題ないとされています。
しかし、糖質は1gあたり4kcalなのに対して、脂質は1gあたり9kcalもあります。そのため、普段と同じ量を食べ、糖質の代わりに脂質を摂取するとカロリーオーバーになってしまいます。
脂質に制限はないからと言って食べすぎると、太ってしまう可能性があります。
くれぐれも、脂質の摂りすぎには注意しましょう。
間違った糖質制限によるデメリット
間違った糖質制限をすると、体に不調をきたす恐れがあります。
実際にどのようなデメリットがあるのかを解説します。
頭痛など体調不良の原因になる
糖質は炭水化物の一種です。
そもそも炭水化物は、脂質・たんぱく質と並ぶ三大栄養素のひとつであり、脳や体を動かすために必要不可欠な存在です。
過度な糖質制限を行うと、血液中の血糖が非常に少なくなる低血糖症を引き起こします。
その結果、頭痛やめまい、ひどい眠気などの体調不良になる可能性があります。
めまいやひどい眠気の原因は、脳の神経がエネルギー不足を起こしているからです。
さらに、低血糖によって大量のアドレナリンというホルモンが分泌されます。その結果、血管が収縮して頭痛が生じるケースもあります。
とくに糖質制限を始めたばかりの人は、急激に糖質の摂取量が減ることになります。そうなることで、低血糖症になるリスクが高くなります。
まずは緩やかに糖質を制限していきましょう。
便秘になりやすくなる
糖質制限というと、炭水化物を制限しなければいけないと思っている人がいます。
糖質制限は炭水化物の中の糖質を制限するダイエットであり、炭水化物そのものを制限するわけではありません。
炭水化物は、糖質と食物繊維に分けることができます。
間違って、炭水化物全般を制限してしまうと、食物繊維が不足してしまいます。
食物繊維は便のかさを増やしたり、腸内環境を整えたりする働きを持っています。
ですから、炭水化物を全て制限してしまうと、便秘に繋がりやすくなります。
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正しい糖質制限の方法とは
間違った糖質制限を行うと、逆に太ってしまうなどのデメリットがあります。
まずは正しい方法を知り、自分に合った糖質制限を行いましょう。
以下では、正しい糖質制限の方法について解説します。
過度に糖質を制限しない
過度に糖質を制限すると、急激な変化に体が付いていけなくなります。
食べたい物が食べられないというストレスも強くなり、食欲がより増強してしまうかもしれません。
まずは、しっかり食べることを意識して、気軽に少しずつ糖質の摂取量を減らすところから始めましょう。
糖質制限中は、食物繊維が豊富な食品を積極的に食べるのがおすすめです。
食物繊維は食事のボリュームをアップし、満腹感を得ることができます。また腸内環境の改善も期待できます。
他の食事制限ダイエットと並行しない
糖質制限は、プチ断食や脂質制限など食事制限のあるダイエットと並行して行わないでください。
食事制限が厳しくなると、食べられる物が限定されてしまい、栄養不足に陥る可能性があります。
栄養不足になると、以下のような症状を引き起こすリスクがあります。
- 皮膚の炎症
- 乾燥肌
- 抜け毛や白髪の増加
- 免疫力の低下
- 食欲不振
- 体のだるさ
- よろけやめまい
大切なのは、たんぱく質や脂質、ビタミンやミネラルなど、様々な栄養素をバランスよく摂ることです。
糖質を抑える工夫をしながらも、栄養バランスを意識して食べましょう。
しっかり食べて美味しく糖質制限することが、ダイエットの成功につながりますよ。
中長期的にゆっくり続ける
糖質制限は大幅に体重を減らせることで話題になりました。
しかし、ダイエットで大切なのは短期的に痩せることではなく、中長期的に自分のペースでゆっくり続けることです。
続けられないダイエットはストレスになりやすく、失敗もしやすくなります。
すぐに痩せられたとしても、急に糖質制限をやめてしまうと、リバウンドしてしまうかもしれません。
また、もともと糖質の多い食生活をしていた方は、「内臓脂肪が燃えない体質」になっているかもしれません。
そのため、まずは無理のない範囲で少しずつ糖質制限を始めて、継続することを目指しましょう。
手軽に美味しく糖質制限を始める方法
間違った糖質制限は太ったり体調を崩したりなど、失敗の原因になります。
また、せっかく目標体重まで落とせたとしても、リバウンドする可能性があります。
糖質制限によるダイエットを成功させるためには、バランスのよい食事を心がけて正しく糖質制限を行いましょう。
しかし、糖質を制限して栄養バランスのよい食事を考えたり、作ったりするのは難しいかもしれません。
また、毎日同じようなメニューになって飽きてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、ナッシュの宅配サービスに頼ってみるのもおすすめです。
ナッシュのお弁当は全メニューの糖質が30g以下を基準に作られています。ですから、緩やかな糖質制限に最適です。
さらにメニューは常時60種類以上あります。毎週3品の新メニューが追加されるので飽きずに健康的な糖質制限が続けられますよ。
レンジで温めるだけで食べられるので、忙しい日や疲れた日でも手軽に食べらます。
ナッシュのお弁当と共に、糖質制限ダイエットを始めたい方はぜひ、こちらをチェックしてみてください。
きっと糖質制限中のあなたの強い味方になってくれるでしょう。
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